生化学実験レポート。DNA精製についての実験。A評価。
生化学レポート
ラット肝からのゲノムDNAの精製及び定量
(7月1日実施)
医学部医学科 年
学籍番号 氏名
目的
ラット肝からDNAを精製及び定量する操作を通じ、分子生物学的実験手技及び分光光度法などについて学ぶ
材料と試薬
ラットの肝臓
0.1Mエチレンジアミン四酢酸二ナトリウム(EDTA・2Na)溶液(pH8.0)
5%ドデシル硫酸ナトリウム(SDS)
RNaseA(1 mg/ml)
フェノール/クロロホルム/イソアミルアルコール(PCI)(25:24:1)
エタノール(99.5%)
方法
DNAの抽出
ラット肝臓0.1gを15mlファルコンに採取し、EDTA 5ml溶液を加え、ホモジナイザーですり潰した。
ホモジネート2.5mlを別のファルコンに移し、5%SDSを2.5ml加え、ファルコンを穏やかに転倒混和した。
ホモジネートを60℃で10分間湯浴させ、氷中で2分間冷却した。
ホモジネートにRNaseA溶液を200μl加え、室温で10分間静置した。
氷中で2分間冷却後。PCIを5m加え、試験管をゆっくり10分間転倒混和し...