【明星大学】発達障害論(2単位目)

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    資料紹介

    明星大学 通信教育 特別支援学校教員免許必修科目です。
    一度で合格を頂き、好評もいただきました。
    2017年度の最新版ですので、参考までにどうぞ。

    参考文献
    梅永雄二・島田博祐編著『障害児者の教育と障害発達支援 第3版』 北樹出版、2015年

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    発達障害論(2単位目)

    近年、学校教育の現場で顕著となっている問題として発達障害をもつ児童生徒の多様化があげられる。特別支援学校に限らず、通常学級の中にも発達障害をもつ児童生徒がおり教師は彼らの障害の把握とそれに対する支援・指導が求められている。いわゆる特別支援教育は、一人ひとりに合わせた教育が必要とされる現在、どの学校現場でも必要とされると考える。このレポートでは、注意欠陥・多動症および読字障害のそれぞれの障害において、診断する上で注意すべきこと、またその児童に適切に対応し有効な支援をする上で気をつけることについて述べていきたい。

    はじめに、注意欠陥・多動症についてである。注意欠陥・多動症は、ADHDといわれ気が散漫になりやすく注意を維持することが難しい注意障害、自身をコントロールする力が弱い衝動性や落ち着きがない多動性をもつ障害としている。これらの障害が学業不振、人間関係のトラブルなどの情緒・行動障害、言語・学習障害を併せることもある。

    ADHDを診断する際に注意すべきこととして、「生活年齢や発達年齢に比し、明らかに頻度や程度が以上で、その行動のために周囲や本人自身に不利益が...

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