東北福祉大学 障害児の心理 2単位目

閲覧数1,897
ダウンロード数0
履歴確認

    • ページ数 : 3ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    「知的障害児」の心理的特徴と学童期の指導について説明した内容

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    「知的障害児」の心理的特徴と学童期の指導について説明しなさい。
     日本では従来、知的障害のことを精神薄弱、精神遅滞、知恵遅れなどの呼称があったが、1998年に関係法律の一部が改正され、「知的障害」に統一された。この知的障害の一般的な定義は米国精神遅滞協会(以下AAMR)によるものであり「知的障害は、知的機能および適応障害(概念的、社会的および実用的な適応スキルで表わされる)の双方の明らかな制約によって特徴づけられる能力障害である。この能力障害は、十八歳までに生じる」とされている。つまり、知的能力障害があり、これにより適応行動が制約される十八歳以前の発達期に発現する児童が対象となる。この知的障害がもたらす原因として、生理的要因、病理的要因、社会的要因などがあるが、まだ十分にその原因は明らかになっておらず、AAMRでは生物医学的、社会的、行動的、教育における危険因子が一つではなく相互関係によるとしている。

    知的障害児の心理的特徴として、大きく分けて「知的障害者の知覚」「注意」「記憶」「言語とコミニュケーション」の4つに分けられる。

     1つ目の知的障害者の知覚にはどのような特徴があるのだ...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。