教育原理 レポート 第一分冊 A評価

閲覧数3,184
ダウンロード数9
履歴確認

    • ページ数 : 3ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    コメニウスは、自然主義思想を持ち、コメニウスがうちだした学校構想はその後の19世紀に始まる近代的な義務教育において影響を与え、近代教育の父と称された。自然科学の研究に基づき、多くの人に知識を広めるという理念に基づき唱えられたのが汎知学である。実際に物をみて捉えるという自然科学的な方法から打ち出された直観教育は後に、ルソー、ペスタロッチーが受け継いだ。そして教育の直接的目的を外側からの力ではなく、子供の内面から育てていくものであるとした。この思想は後のルソー、ペスタロッチー、フレーベルにも共通する。

    当時は中世キリスト教に基づいて、子どもは罪深いという性悪説にたった教育が展開されており、体罰が横行していたが、コメニウスはそうした教育を否定し、体罰を禁止した。そして子供の中に「善なるもの」を認める思想もコメニウスの教育観、児童観の特徴といえる。このコメニウスの自然主義的教育思想は17世紀以降、ルソー、ペスタロッチー、フレーベルへと受け継がれていく。

    ルソーは子供を、大人を基準として不完全な存在とするのではなく、完全な存在として、幸福な現在を送る権利を持つという子供観を唱えた。そして、あ...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。