[PB3060] 初等体育科教育法 2017年度の一発合格レポートになります。(規定レポート用紙のサイズに合わせて作成しています )
テキスト
『新版 体育科教育学入門』 髙橋健夫・岡出美則・友添秀則・岩田靖著(大修館書店) 2015年度~ ※本科目のテキストカバーに『初等体育科教育法1』と記載がありますが、使用するテキストは上記の 1 冊のみと
なります。
1単位目
小学校体育科の運動領域における学習内容の「技能(運動)」、「態度」、「思考・判断」それぞれにつ いて、具体的に詳しく説明すること。
2単位目
5年生における「陸上運動」領域のハードル走についての単元計画を作成せよ。
参考文献
『小学校学習指導要領の解説と展開・体育編』高橋健夫(教育出版、2008・初版第2版発行)
科目試験やレポートにお役立て頂けると幸いです
1単位目
体育教育学は、体育授業を中心とする体育実践を目的
として行われる研究分野である。教育学との関係につい
てみると、スポーツ文化を内容とし、これを媒介とする
教育であることから、スポーツ文化に関わって生産され
る体育学的知識が重要な素材となる。
小学校の体育科の運動領域は、「体つくり運動、器械
運動系(「器械、器具を使っての運動遊び」「器械運動」
)陸上運動系(「走・跳の運動遊び」「陸上運動」)、
水泳系(「水遊び」「浮く・泳ぐ運動、「水泳」)ボー
ル運動系(「ゲーム」「ボール運動」)、表現運動系(
「表現リズム遊び」「表現運動」)に区別する。
運動技術とは、運動課題に対して合理的で無駄のない
だれもが共有できる動きのような「運動の仕方」を示す
ものであり、運動技能とは、練習やトレーニングを行う
ことでもたらされる運動技術が身についた状態、あるい
はその技術を用いて運動を遂行することのできる個人の
能力のことである。運動技術はそれぞれの運動(スポー
ツ)に特殊であり、体力のように一般的な発達様相を示
すことはできないが、小学校の高学年段階にな...