佛教大学 T0510 社会学概論 第2設題 リポート

閲覧数1,658
ダウンロード数3
履歴確認

    • ページ数 : 5ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    2018年度-2019年度佛教大学通信教育課程の合格リポートです。すべてAもしくはB判定を受けています。
    科目コードが違っていても設題が同じであればお役に立てると思います。あくまで参考程度になされますようお願い致します。

    設題:異文化理解の障壁となる考え方について述べよ。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    異文化理解の障壁となる考え方について述べよ。

    経済のグローバル化が進み人の国際移動が活発化する現代社会において、異文化理解は達成されるべき目標であるだけでなく、日常生活の中でも解決を迫られる、またさらに促進されるべき重要な課題の1つである。多文化社会において、お互いを尊重しながら共生していくためには実際的な政策だけではなく、認知構造の面についても考える必要がある。
    人間は必ず国や言語等の一定の文化という行動様式の体系内に生まれ、その自文化の中で成長する。子どもは自文化を絶対視し、受容することになる。そして、習得した自文化をもとに世界を様々に分節化する。こうした諸経験はとくに言語の習得によって媒介される性質を持つ。
    ここで留意するべきは、我々が当然のことであると認識する自文化による世界の分節化は実は相対的なものであるという視点である。これは分節化の様式が自明性を特徴とするためである。つまり、そのままの状態では自文化が相対的であることに気付くことはない。例えば、日本人の用いるスリッパは多くの外国人にとっては非常に悩ましい道具である。彼らにはスリッパを着脱する場面が判然としないからである。...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。