明星大学通信教育部PA1070「発達心理学」第2単位目のレポートです。合格の評価を頂きました。
(1)ことばの獲得によって、より高度な意思疎通ができるようになる。高橋ら(1993)は、「ことばの機能には伝達機能、思考機能、行動調節機能の3つあるが、ことばの最大の機能はそれを介して意志の疎通をはかることにある。その手段は成長にしたがい、泣き声→叫喚音→哺語→語彙と変化していく。」とした上で、「幼児期の始めには、語彙を介して思考できるようになるが、まだことばと思考が直接結びついている。(中略)すでに自分の考えを発話できるからだといえるが、「ブーブー」ということばなしに「あぶない」という抽象的な状態を考えることはできない。おとなでもまた、水たまりを飛んで渡ろうとするとき、「1、2、3」と声をかけて飛ぶことがある。これは、ことばが行動調節に用いられている例である。」としている。言語を獲得する以前は、自身の感情を泣いたり笑ったりすることによって相手に伝えるというコミュニケーションしかできない。しかし、ことばの獲得によって、自身の考えをまとめたり、行動を調節したりした上で、必要な情報を相手に具体的に伝えることができる。このように、ことばの獲得によって、より多くの情報を相手に伝えられるのである...