PA3110道徳の理論と指導法(第1単位目)

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    資料紹介

    明星大学通信教育部 「PA3110道徳の理論と指導法」 第1単位目のレポートになります。 合格の評価を頂きました

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    (1)道徳とは、人間の内面・精神面をコントロールし、不変で主体的に従われるものである。小林(2017)は、道徳の特徴を3つに分けて説明している。1つ目の特徴として、「道徳は、人間の生活や行動の内面、精神面にまで規制力を及ぼすのである。この内面、精神面まで及ぶ規制力は、主として人間の行為に先立つ動機に対して働くと考えることができる。この領域においては慣習も法もほとんど無力といえるであろう。」と述べ、道徳は慣習や法では制御が難しい内面・精神面をコントロールするものであると述べている。2つ目の特徴として「道徳は、原則として、場所や時代が変わっても変化しないという特質をもつ。このことは一般に、道徳は不変である、といわれていることを示している。」と述べ、道徳が不変のものであることを主張している。3つ目の特徴として、「道徳は、自覚的、主体的、自発的に従われるものである。したがって、無意識的な行為は道徳的行為とは言えないし、また、偶然的な行為、他人によって促されてする行為も道徳的行為とは言えないのである。さらに、自覚的、主体的、自発的な行為が不十分な発達段階にある乳幼児期において道徳的行為は困難であ...

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