国語学講義 課題1
次のA・Bに掲げた事項から、それぞれ一つずつ選 び、 八〇〇字から一〇〇〇字程度で説明しなさい。 (両 方で一六〇〇字から二〇〇〇字以内となるように)
A ・【上代の表記と母音】 B・【草仮名の史的位置付け】
〈ポイント〉 国語史上の重要事項の理解の確認。
〈キーワード〉A 丁寧語 上代特殊仮名遣五〜八母音説 尊敬語 謙譲語 B 万葉仮名 平仮名 鑑賞 丁重語 美化語
〈参考文献〉 『日本語学大辞典』 (東京堂) 、 『日本語大事典』 (朝倉書店) 、 『日本語学研究事典』 (明治書院)
〈本文〉
上代の表記と母音
『古事記』『日本書紀』『万葉集』などの上代文学で用いられた万葉仮名において、古典期以降には存在しない仮名の使い分けのことを上代特殊仮名遣という。
本居宣長をはじめとする研究で、歴史的仮名遣では区別しない音節は「コソトノモロヨ(ホ)キヒミケヘメ及びギゲゴゾドビベ(濁音)」であり、それらを示す万葉仮名が二通りにはっきりと書き分けられていると分かった。
国語学講義 課題1
次のA・Bに掲げた事項から、それぞれ一つずつ選 び、 八〇〇字から一〇〇〇字程度で説明しなさい。 (両 方で一六〇〇字から二〇〇〇字以内となるように)
A ・【上代の表記と母音】 ・上代の敬語語法 B・【草仮名の史的位置付け】・中古中世の敬語語法
〈ポイント〉 国語史上の重要事項の理解の確認。
〈キーワード〉A 丁寧語 上代特殊仮名遣五〜八母音説 尊敬語 謙譲語 B 万葉仮名 平仮名 鑑賞 丁重語 美化語
〈参考文献〉 『日本語学大辞典』 (東京堂) 、 『日本語大事典』 (朝倉書店) 、 『日本語学研究事典』 (明治書院)
〈本文〉
上代の表記と母音
『古事記』『日本書紀』『万葉集』などの上代文学で用いられた万葉仮名において、古典期以降には存在しない仮名の使い分けのことを上代特殊仮名遣という。
本居宣長をはじめとする研究で、歴史的仮名遣では区別しない音節は「コソトノモロヨ(ホ)キヒミケヘメ及びギゲゴゾドビベ(濁音)」であり、それらを示す万葉仮名が二通りにはっきりと書き分けられていると分かった。二通りのうち片方を甲類、もう片方を乙類と区別した。これは、音...