最新レポート 学校教育課程論(中・高)設題1 中学校あるいは高等学校のいずれかの教育課程について、戦後からの変遷

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    資料紹介

    学校の教育課程とは何かについてきちんと論じられており、その基準や編成原理についてもきちんと押さえられ、秀逸なレポートと判断できます。また、今日的課題についても行政と現場とのギャップや学力低下についても触れられており、当該設題にきちんと答えたものとなっているとフィードバック頂きました。

    レポートを作成しつつ、参考文献の書き方、引用の方法を学べるレポートになっております。
    質の高いレポート作成の参考になれば幸いです。

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    学校教育課程論(中・高)
    設題1 中学校あるいは高等学校のいずれかの教育課程について、戦後からの変遷、基準、編成原理および今日的課題についてまとめてください。(3200)

     『新しい教職教育講座教職教育編⑥教育課程・教育評価』の第1章、第5章、第6章を通じて、学習指導要領の変遷とその教育内容を論じつつ、高等学校(以下、高校と記す)における教育課程を「高等学校学習指導要領解説」に基づきそれを踏まえながら論じていきたい。

    1.学習指導要領の変遷と教育内容
    教育課程は学習指導要領に基づき編成されたものであるが、教育課程の語源は、英語の「カリキュラム」(Curriculum)を語源にしている。そして、カリキュラムの語源はラテン語の「クレーレ」(Currere)といわれ、意味は「走路・道程」「人生の航路」などがあり、16世紀ヨーロッパの大学において、一定の課程を学生が修了したことを表す用語としてカリキュラムが使用されるようになった。このカリキュラムの意味として「教育課程」が使用されたのは戦後である[細尾萌子/田中耕治(2019):1頁参照]。
    学習指導要領の変遷は4つの「経験主義教育課程期」...

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