【課題】
1.戦後日本における政策対立軸について説明せよ。
2.「自由主義」について説明せよ。
3.国家に対する代表的な見方について説明せよ。
一発合格レポートになります。参考文献は配布された教科書中心ですので、ぜひ参考にしてみてください。
47 政治学概論1―1
【課題】
1.戦後日本における政策対立軸について説明せよ。
2.「自由主義」について説明せよ。
3.国家に対する代表的な見方について説明せよ。
1 戦後の日本では、自衛隊や日米安全保障条約などを中心として、防衛・外交政策に基礎をおく保守-進歩という対立軸が、主要な政策対立軸となっていた。一方欧米では、経済対策が保守と進歩の区別を決める重要な争点であった。外交政策や政治政策についてはコンセンサスが存在してきたため、日本のような大きな政治対立はなかった。欧米とは打って変わり日本では経済政策が重要な争点になってこなかった。これは人々の意見の一致を意味するのではない。意見対立はあるものの保守-進歩の対立軸と重なっていなかったのである。戦後日本では高度経済成長による公害問題・環境問題や、既成政党批判という国民との乖離を批判することが争点化されてきたが、外交・防衛政策に基づく保守-進歩の対立軸以上の対立軸となることはなかった。しかし、冷戦後にはその対立軸も変容し、規制緩和や民主化などの経済政策、男女平等やなども新たな争点になりつつある。資本主義や民主主義の出現によって選択...