この科目は講評が、かなり厳しく、2回目以降の提出で合格がもらえる人が多いそうです。しかし、長く厳しい分ですが、先生からとても勉強になる講評を添えていただいたので、参考文献からの資料の捉え方と共に参考にしていただけたら幸いです。ちなみに2単位目の課題選択については、『不登校』を取り上げました。
1単位目『教育課程の諸活動を通して、児童生徒の心身のバランスに配慮し、「自己指導能力」の育成を図ることは、生徒の「自立」を促すことにつながります。「自立」と規範意識やその実践を踏まえた生徒指導が教育課程の活動とどう関係するのかを明らかにし、学校教育における生徒指導の役割を明らかにしなさい。また、教師の指導上の姿勢・態度にも言及しなさい。』
2単位目『児童生徒の個別指導のなかで、学校と保護者(家庭)の連携協力による児童生徒への支援・指導や対応について、次の3項目から1つを選択し、教師の取り組みを2つ挙げその理由を挙げながら言及しなさい。
①進路問題 ②不登校 ③いじめ』
明星(通信) ☆生徒指導・進路指導 1・2単位目セット☆ 2020合格レポート
課題 1単位目
教育課程の諸活動を通して、児童生徒の心身のバランスに配慮し、「自己指導能力」の育成を図ることは、生徒の「自立」を促すことにつながります。「自立」と規範意識やその実践を踏まえた生徒指導が教育課程の活動とどう関係するのかを明らかにし、学校教育における生徒指導の役割を明らかにしなさい。また、教師の指導上の姿勢・態度にも言及しなさい。
講評
教育課程との関係を踏まえて書かれています。今回の課題から、「自己実現能力の育成」を図るために、必要なことを確かめてみてください。その上で「生徒指導って?」、
「生徒指導のイメージは?」と問われたら、どう答えられますか?
『生徒指導提要』には、「生徒指導とは、1人1人の児童生徒の個性の伸長を図りながら、同時に社会的な資質や能力・態度を育成し、さらに将来において社会的に自己実現ができるような資質・態度を形成していくための指導・援助であり、個々の児童生徒の自己指導能力の育成を目指すもの」と記されている。
『自己指導能力』とは、子どもの自発性や自主性、自立性...