明星大学通信教育部2019年4月入学者です。
大学2年次において履修する体育の合格レポートです。
1単位目、2単位目のセットで販売となります。
【1単位目の課題】
行動体力の構成要素から、子どもがいつ、どのような運動を行うことが望ましいのか考察せよ。
【2単位目の課題】
子ども達が運動衣を習得する仕組みとその指導法について考察せよ。
上記2単位分ともに、考察することが課題となっています。
私自身の、子ども達へのスポーツ指導経験からの具体的な内容も記している部分がございます。他のレポートよりも、具体性も高く、読み手に伝わりやすい内容となっております。
【参考文献】
子どもの体育指導のエッセンス 坂本拓弥・佐藤羊・島本好平・今福一寿・金子敬二・笹原千穂子・村岡慈歩著
1単位目
⒈行動体力の要素から、子どもがいつ、どのような運動を行うことが望ましいのか考察せよ
行動体力の構成要素には、行動を起こす能力(筋力)、行動を持続する能力(全身持久力)、行動を調節する能力(調整力、柔軟性)の3つがある。行動を起こす能力(筋力)は、すべての運動の基本になるものである。小学生の間に高めたい筋力は、大人が使うトレーニングマシンやダンベル、バーベルではなく、自分の体重や一緒に運動する周りの人の体重を利用した動きによって身に着けることが出来る。これらの運動は、筋力を高めるだけでなく、骨を丈夫にする効果もある。特に女性は、初経前にジャンプ運動を行うことが骨を強くするのに効果的であるとされている。行動を持続する能力(全身持久力)は、呼吸循環系の機能を向上させる能力である。これは、鬼ごっこやボール遊びなどの全身を使って動き続ける運動が望ましいと考えられている。行動を調節する能力(調節力、柔軟性)は、運動を巧みに行うための巧緻性、素早く身体を動かすための敏捷性、身体のバランスをとるための平衡性など、運動にかかわるあらゆる制御系がある。これらは、鬼ごっこや器械運動、ボール運動な...