佛教大学 合格済みのレポートです。
2022年度シラバス対応の最新版です。
【第1設題】
平成29年版学習指導要領に基づいて学年・単元を設定し、学習指導案を作成しなさい。
【教授からのフィードバック】
テキストにて社会科の変遷から新学習指導要領の性格を深く理解し、その性格を具現化する社会科授業構成論に基づいて授業を構想しましょう。社会科は「内容教科」ですので、特に「単元観」において単元内容研究を詳細かつ具体的にすることが大切です。そして、本質的な「問題解決的な学習」によって、児童が様々な情報から「単元観」にあるような社会を解釈していくことが求められます。その流れの構想を「指導観」に記述し、具現化を図っていきましょう。テキスト第6章を、今一度確認しましょう。
「問題解決的な学習」に基づくよく練られた学習指導案となっていました。
○参考文献
中西仁・小林隆(2018)「初等社会科教育」ミネルヴァ書房
文部科学省(2017)「小学校学習指導要領(平成 29 年告示)解説 社会編」
本レポートを参考に自身の経験を織り交ぜてご利用いただけると幸いです。
※内容の丸写しは絶対にお控えください
社会科学習指導案
1.日時:令和4年11月12日第3校時
2.学年:6学年1組
3.単元名:幕末から明治へ~明治の国づくりを進めた人々-渋沢栄一の視点から-~
4.単元目標
【知識・技能】
・日本国内や世界の世の中の様子、幕末や新政府を起こした人物の働きや代表的な文化遺産などについて、文化財や地図、年表、写真などの資料で調べ、黒船の来航、廃藩置県や四民平等などの改革、文明開化などを理解している。
・日本が明治維新を機に欧米の文化を取り入れつつ近代化を進めたことについて理解するとともに、絵画・写真資料や文化財、地図や地球儀、年表などの各種の基礎的資料を通して、情報を適切に調べまとめている。
【思考・判断・表現】
・日本国内や世界の世の中の様子、幕末や新政府を起こした人物の働きや代表的な文化遺産などに着目して、問いを見出し、空間的な広がり、時間の経過、事象や人々の相互関係を関連付けたり総合したりして、この頃の政治の仕組みや世の中の様子の変化を考え、適切に表現している。
・明治時代の近代化の特色、出来事や人物の関連や意味を多角的に考える力、その時代の社会に見られる課題を把握して、歴史を学ぶ意...