心理学概論B

閲覧数3,139
ダウンロード数10
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    東北福祉大学・通信教育部の2021年度提出レポート課題です。「優」判定をいただいています。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    (課題)
     人間の初期(乳幼児期)の親子関係の特徴について、ほかの動物たちの親子関係との違いや愛着理論に絡めながら記述してください。

    (解答)
     愛着理論とは、心理学・進化学・生態学における概念であり、人と人との親密さを表現しようとする愛着行動についての理論である。愛着理論は、心理学者であり精神分析学者でもあるジョン・ボウルビィによって確立された。

     人間乳幼児期の親子関係の特徴について、乳児期は親子が言語で関係性を構築することが難しいという点である。言語での意思疎通ができないことから、乳幼児は自分の意思を親(母親)伝えるために「泣く」という行動をとる。その行動に対し、母親は様々な愛情ある行動で対応する。すると乳幼児はそれを快適な状態だと心地よく感じる。それにより、乳幼児は母親との間に「愛着(アタッチメント)」を形成し始める。この場合の「愛着」とは母親との親密さによる情緒的な絆である。乳幼児が母親に対し笑顔や手足を動かすことでの反応を見せることで、母親もその乳幼児の笑顔や反応を喜び、積極的な行動や触れ合いを返していくようになっていく。

    精神医学者・エリクソンの「心理社会的発達理論...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。