【明星大学】PA3110 1単位目_道徳の理論と指導法 合格レポート

閲覧数862
ダウンロード数10
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    2022年度 合格レポートです!高評価です。参考にご活用ください。

    【課題】
    1.学習指導要領における道徳教育の考え方について説明せよ。
    2.現代社会の道徳的な課題を任意に一つ取りあげ、その課題を道徳教育と関係付けながら、学校における道徳教育の必要性および責務を論じなさい。

    【解説】
    1.まずは学習指導要領・同解説およびテキストに目を通し、道徳教育の意義や必要性を確認して欲しい。
    学習指導要領改訂の背景や基本的な考え方の学習を踏まえれば、課題に示された「道徳教育の考え方」は把握できると思われる。
    2.現代社会は、情報モラル・いじめ・希薄な人間関係・自然環境など様々な課題を抱えている。これらはすべて道徳教育にも関係すると言える。ここでは、これらの課題と道徳教育の理論や実践を関係付け、自己の視点も加味しながら学校における道徳教育のあるべき姿や方向を考えたい。

    【テキスト】
    道徳教育と道徳科の授業展開 小林幹夫他明星大学出版部

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    1. 学習指導要領における道徳教育の考え方について説明せよ。

    最初に「道徳」についておさえる。「道徳」という言葉は、道という言葉から「規範の総体」という意味、徳という言葉から「個人の内面的な原理」という意味が導かれる。道徳は、人間の生活、行動の内面や精神面にまで規制力を及ぼすものであり、この内面、精神面にまで及ぶ規制力は主に、人間の行為に先立つ動機として働く。また、道徳は原則としてであるが、場所や時代が変わっても変化しないという特性を持つと考えられている。一般に、道徳は不変であるということである。しかし、時代によって変化していくものもあり、あくまで原則として、とされる。更に、道徳は、自覚的で主体的で、そして自発的に従われるという特性ももっている。つまり無意識的な行為は道徳的行為とは言われない、そして偶発的な行為や他人によって促されておこなう行為も道徳的行為ではないということだ。
    次に「道徳教育」の必要性について述べる。人間は誰しもが人間として生きる資質をもって生まれてくるが、生を受けた瞬間から道徳的に生きることを意識したり自覚したりはしない。道徳教育は、人間としてよりよくいきたいとい...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。