知覚・認知心理学_東京福祉大学_短期記憶、長期記憶、作動記憶という用語を用いて、人間の記憶の仕組みとその特徴について述べよ。

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    資料紹介

    東京福祉大学心理学部通信課程の「知覚・認知心理学」のレポートです。

    設題:「短期記憶、長期記憶、作動記憶という用語を用いて、人間の記憶の仕組みとその特徴について述べよ。」

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    「短期記憶、長期記憶、作動記憶という用語を用いて、人間の記憶の仕組みとその特徴について述べよ。」認知心理学では、情報科学の発展に伴い、情報処理のメカニズムを用いることで人間の様々な認知活動に関する知見が蓄積されてきた。記憶の研究もその一つであり、記憶の過程を情報処理過程とみなすことで記憶のメカニズムの解明が試みられている。以下では、記憶の仕組みについて、記憶に関する代表的な情報処理理論の一つである二重貯蔵モデルを用いて短期記憶と長期記憶の特徴や役割を述べる。さらに、短期記憶の概念を発展させた作業記憶、また記憶と他の様々な認知機能との関連にも触れ、記憶の重要性を考察する。記憶の情報処理モデルが台頭する前の伝統的な記憶研究では、記憶は情報を取り込み、取り込んだ情報を保持し、後から思い起こすという3つのステージに分けられて考えられていた。情報あるいは覚える材料を取り込むことを記銘、その材料を維持することを保持、材料を思い出すことを想起という。一方、記憶の情報処理モデルでは、記憶の過程を符号化、貯蔵、検索で表される情報処理の過程とみなす。目や耳などの感覚器官から入力された刺激を貯蔵可能な形式に...

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