児童が考えたことを書いたり、話すことで思考力を整理する時間を確保することで思考力を向上させることができる。低学年であればいいが、高学年になれば児童が書くノートがただ単に教師の書いた黒板の内容を丸写しするだけでは、物足りなくなってしまう。そのため、自分が考えた問題の解決方法を言葉や図または式で書き、他の児童同士の意見について自分の意見を書いたり、まとめたりすることが重要である。
児童の思考力、判断力や表現力を養うための学習指導要領に基づいた授業(算数)
児童が考えたことを書いたり、話すことで思考力を整理する時間を確保することで思考力を向上させることができる。低学年であればいいが、高学年になれば児童が書くノートがただ単に教師の書いた黒板の内容を丸写しするだけでは、物足りなくなってしまう。そのため、自分が考えた問題の解決方法を言葉や図または式で書き、他の児童同士の意見について自分の意見を書いたり、まとめたりすることが重要である。授業づくりのポイントでは、①学ぶ単元の問題場面を理解した上で、問題と授業の目標を書く。②児童の考えを見直すために、自分の考えを言葉、数、式や図などを使って書く。③問題解決のために他の良い解き方を学ぶことができるように児童同士で考えを共有したり、ポイントをまとめる。④学習の見直しや自己評価のために学習のまとめと振り返りを書く。
算数的な思考力、判断力や表現力などを合理的、論理的な考えができるように、またこれらの能力を育成するために見通しや根拠を明らかにして考えられるような活動を取り込むことが大切である。また、コミュニケーションを図るための活動...