3年間の実習を通しての、自分の看護観をまとめたレポートです。
看護で、何を大切にしていきたいのか、実習を踏まえた経験をもとに書きました。
私の看護観 「三つのH~Head、Hand、Heart」
入学当時から、私は自分の看護観として三つの項目を掲げている。三つのH「Head、Hand、Heart」である。全ての実習を終了した現在も、私にとって大切な看護観である。
第一に、「Head」正しい知識である。終末期実習、急性期実習、総合実習では、それぞれ受け持ち患者の急変を経験した。緊急手術を受けた方もいた。実際に急変を経験し、何が患者の体に起こっているのか理解できないと、患者の症状や今後の予測が不可能であり、どんな援助が必要なのか、何に注意するべきなのかがわからないことを、身にしみて実感した。急変に限らず、情報収集からアセスメ...