法学 分冊2 憲法における国民の権利・義務について 日本大学総合教育科目

閲覧数1,441
ダウンロード数0
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    「憲法における国民の権利・義務について」 法学 日本大学総合教育科目
     まず始めに、現在の日本国憲法において、国民に対して認められている権利には、どのようなものがあるのだろうか。始めに挙げられるのは、「個人の尊厳」というものである。これは憲法第13条に定められており、すべての国民が個人として尊重される事を認められているものである。したがって、生命・自由および幸福追求に対する国民の権利が、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とするものとされている。この、生命・自由および幸福追求に対する国民の権利、つまり個人的人権規定は、その重要性が列挙されたものだけにとどまらず、現代の新しい人権をすべて含むものと解釈されている。
     次に、「基本的人権」というものが挙げられる。「基本的人権」とは、国民各人が、人間として生活し、国家の一員として活動ために、当然に認められなければならない生来の基本的な権利の総称を意味するものと解釈されており、憲法第11条では、この「基本的人権」が普遍的な国民固有の永久不可侵の権利であると定められている。
     このように、憲法においては、人権尊重を基...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。