近大姫路大学通信教育学部の科目試験答案例です。学習の参考資料として活用お願いします。
設題2及び設題3については、無記録となっておりますので、その点をご確認の上で了承できる方のみご購入されてください。
1、教育相談の目的について述べなさい。
2、教育相談で用いられる技法について述べなさい。㊟ 省略
3、児童・生徒の心理アセスメントについて、就学前によく用いられる心理テストと、小・中学生以上でよ
く用いられる心理テストの違いについて解説し、それぞれの年齢に応じた具体的な心理テストの名前と内
容を述べなさい。㊟ 省略
4、幼稚園での教育相談において保護者と連携する際に配慮すべき点を述べなさい。
5(新)、思春期の児童・生徒の発達段階について解説し、思春期の児童・生徒に対する教育相談上の配慮
点について解説しなさい。
6、児童精神科医のカナーが述べている、「子どもの問題行動や症状の持つ5つの意味」について説明しな
さい。
教育相談
1、教育相談の目的について述べなさい。
教育相談とは、一人ひとりの子どもの教育上の諸問題について、本人または、その親や教師などに助言、指導、そして場合によってはカウンセリングを行うことである。
このような働きかけを通して、子どものもつ悩みや問題の解決を援助し、さらにはその子どもの望ましいあり方や、人格の成長を目指していく。
そのためには、子どもを取り巻く親や家族、教師の子どもへの関わり方についての援助が必要になってくる。
教育相談の究極的な目的は、いうまでもなく、子どもの人間形成、人格形成にあるが、より具体的なレベルでの目的としては次の2つに分けられる。
1つは、子どもが抱えている問題や障害の解決、改善に向けて、助言や指導などの援助を行うことである。
もう1つは、予防的、開発的機能をもつ相談で、あらかじめ問題行動に陥らないように、望ましい生活態度や学習活動に関する助言を与えたり、子どもの発達を促していくために、その子どもの発達段階で克服すべき発達課題を解決していくように積極的に援助することである。
従来の教育相談では、やもするとその対象を問題を...