S0101第2設題ジョン・ロックにおける子どもの教育論20120404

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    参考資料 子どもの教育 ジョンロック著

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    設 ジョン・ロックにおける子どもの教育論、特に習慣形成や賞罰方を中心に述べよ
    ジョン・ロックとは
    ジョン・ロックは17世紀を代表する思想家である。当時のイギリスはそれまでの王政とは大きく変わり、身分制が崩れ、政治的な主権が一人、ひとりの国民のもとにある国民国家が成立した。国民の有徳で勤勉な人間形成が国富につながると考えていた。
    ロックの教育論
    ロックの教育論に紳士教育がある。紳士(ジェントルマン)は心身ともに健全であるべきである。健康な体は文字通りで、心の健全は、礼節、正義、やさしさ、思いやり、好奇心を持っていることである。ロックは人間は本来白紙の状態で生まれ、経験によって知識を得ていくと考えていた。その為、幼少期から正しい生活習慣を身に付け、自ら進んで正しい行動を取れるよう鍛錬しなくてはいけないと考えている。
    白紙の状態で生まれると述べているが、快を求め、苦を避ける自然の傾向性についてはロックは認めている。子どもが望むがままに快を与え、好きなことを何でもさせていると、欲を自制できない「悪い習慣」として身に付いてしまい、正しい生活習慣を身に付けるのが難しくなると述べている。正しい生活習...

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