社会福祉「戦後の社会福祉の展開と今日の課題について述べよ」

閲覧数2,331
ダウンロード数17
履歴確認

    • ページ数 : 8ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    「戦後の社会福祉の展開」と「今日の課題」とを分けてわかりやすく書いてみました。B判定です。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    8
     「戦後の社会福祉の展開と今日の課題について述べよ。」
     <戦後の社会福祉の展開について>

    第二次世界大戦(1939年~1945年)での敗戦によって、日本は連合国総司令部(GHQ)の司令、勧告のもとに非軍事化・民主化の政治を行わなければならなくなった。わが国での戦後の社会福祉はこのようにGHQの指導のもとに始まり、展開していった。

    敗戦国である日本は国富の4分の1が失われた。それにより食糧不足に陥り、経済的・社会的に悲惨な状況が続いた。戦災孤児、浮浪者、復員軍人、海外引揚者、失業者等、生活能力を失った人々の困窮は深刻であった。この緊急事態に対処するために、政府はGHQの指示に基づき、1945年12月「生活困窮者緊急生活援護要綱」を作り、生活困窮者に対する応急援護を行った。

     次いで1946年2月、GHQは日本政府に対して基本的な公的扶助の原則として「社会救済に関する覚書」を示した。そこでは①無差別平等の原則、②公私分離の原則、③救済の国家責任の原則、④救済の総額を制限しない原則の「四原則」が提示されていた。

    1946年10月、日本政府はこの「四原則」をもとに「(旧)生活保護...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。