生物学:大阪芸短リポート、評価【A優】外来生物の問題について、例をあげて説明せよ。NJ06~NJ14対応

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    資料紹介

    外来種のもたらす問題について、生態系への影響、遺伝子の攪乱、第一次産業への影響、感染症及びヒトの生命への被害を記述した。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

     自分の子どもと一緒に、近くの池に釣りに行った。しばらくすると、子どもが「猿が池を泳いでいる」というので見てみると、遠くに巨大なビーバーのような動物が泳いでいて、堤防の穴に姿を消した。後で調べて判ったのは、これは「ヌートリア」という外来種で、ため池の堤防に穴を開けるので、増水時に水漏れし、農作物に与える被害が後を絶たないという。
    このように身近な場所にしかも巨大な生物が繁殖していることは、何か薄ら恐ろしい気持さえした。今回は、こういった外来生物の問題点についてまとめ、リポートとする。
    1.外来種のもたらす問題
     侵略性の強い外来種が引き起こす問題として、生態系に与える影響、遺伝子の撹乱、第一次産業等への被害、感染症及びヒトの生命への被害などが挙げられるが、2つ以上にまたがるものも珍しくない。
    2.生態系への影響
     在来種の動植物を捕食したり、食物や繁殖場所など生息環境を奪うことで競争種などを減少させたりする。いずれの場合も、生態系のバランスを崩し、二次的にも大きな影響を与える可能性がある。
     生態系のサイズが小さい島嶼地域では、ノヤギ(粗食と悪環境に強く、草を根こそぎ引き抜いて食物とす...

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