基礎看護学方法論Ⅲ 単元:清潔にする・衣を整える援助技術
足浴・爪切り
援助内容 援助方法とその根拠 足浴・爪切りの目的 (1)足部の清潔を保ち、爽快感を得る。
(2)温熱刺激による、血液循環の促進、不眠や疼痛の緩和。
(3)足部の圧迫・外傷による感染や壊疽の予防。 【1】足浴・爪切りの全過程で対象の反応を読み取る
【2】足浴・爪切りの開始・中断・継続、実施後の評価をするための反応を読み取る
【3】対象の反応に合わせた準備
【4】足浴の実施
【5】対象の反応に合わせ爽快感や満足感を高める
【6】足浴・爪切りの目的が達成されたか対象の反応を確認し報告する
【7】対象を尊重しよりよい関係性を築く 【1】足浴・爪切りの全過程で対象の反応を読み取る
①機能(皮膚・爪の状況:垢、汗、臭気、乾燥、発疹・損傷、爪の長さ・色・硬さ・巻爪の有無など)
②思い・価値観(衛生観念・清潔習慣・希望・不快感・気兼ね・羞恥心・つらさ・自尊感情など)
③動作(移動・座位・姿勢保持・洗う、タオルを絞る、拭く、爪を切るなど)
④対処行動(年齢・性別・認知能力・足浴・爪切りに関する知識など)
⑤外部環境(室温・すきま風...