日本大学 教育の思想 合格レポート

閲覧数3,157
ダウンロード数24
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    課題:ペスタロッチの『隠者の夕暮』を読んで、ペスタロッチの人間観、教育観について述べよ。 レポートの指示通り、博愛主義的教育思想・直観教授等のキーワードを使って論じたところ合格でした。 ご参考にどうぞ。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    課題:ペスタロッチの『隠者の夕暮』を読んで、ペスタロッチの人間観、教育観について述べよ。
     「隠者の夕暮」は、ペスタロッチがノイホーフで行った貧児院での教育実践の体験に基づいて執筆された、彼の最初の著作である。そして、この体験を基にペスタロッチは、「リーンハルトとゲルトルート」を始めとする著作を発表していく。そのため、「隠者の夕暮」は彼の人間観・教育観を論じるうえで、原点といえるのではないだろうか。

    ペスタロッチが貧児院で行った教育で特徴的な点として挙げられるのは、家庭的な温かさを感じられる環境で教育を実践したこと、読み書き計算のような基礎学力に加えて、貧児が貧しさから脱出し、自活できる能力身につけるための教育を行ったことだろう。また、選ばれた階級の人だけでなく、貧民も教育の対象としていることからは、ペスタロッチの平等主義・博愛主義を感じ取ることができる。「隠者の夕暮」に反映されているペスタロッチの人間観・教育観について以下に論じる。

     ペスタロッチの博愛主義的教育思想は、「隠者の夕暮」の最初の一文に表されている。「王座の上にあっても木の葉の屋根の陰にあっても互いに同じき人、その本...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。