佛教大学 美術概論Ⅱ 第一設題 造形遊びの教育的意義 指導と援助のありかた

閲覧数3,789
ダウンロード数52
履歴確認

    • ページ数 : 8ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    2012年度の美術概論Ⅱのテキストは「保育内容表現(新保育士リーズ」です。
    このリポートは、参考文献として「美術教育概論」を使用しております。

    リポート設題は変わっていないので、リポート作成の際に参考になるかと思います。
    どうぞご活用ください。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    『幼児の造形的遊びの教育的意義を述べると共に、その指導と援助のありかたについて、項目を立てて述べなさい。』
    ○幼児の「遊び」について
     「遊び」は幼児の生活そのものである。「遊ぶ」こと自体を目的とし、自ら行動し探索しながら、さまざまなことに好奇心をみなぎらせる。このように、誰からも強制されているという感情を持たず、自らの好奇心に誘発された楽しさを伴った行動こそが、幼児の「遊び」なのである。このなにげない「遊び」の中には、幼児の教育に大切な事が含まれていると言えるだろう。
     では、なぜこの幼児の「遊び」が大切なのであろうか。幼児はごっこ遊びのような、「模倣」や「見立て」をして遊ぶ中で、認識を深めイメージを形成していく。身近なものや知り得たものを取り入れた遊びを通して、空想と現実の区別、あるいは自身と他との関係の概念形成がなされ、自我意識の醸成と共に思考が構造化されていく中で、認知発達が一層促されるのだ。つまり「遊び」は、成熟と達成の表現であるともいえる。幼児は、自我意識の芽生えと、友達関係意識の発達を促す人的環境の中で、共に遊んだり活動する能動性と楽しさを獲得していくのである。
    ○「遊び...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。