【聖徳大学】養護概説 第1課題第1設問

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    第1課題 第1設問

    「子どもの発するサインに気付き、心に寄り添うとともにかけ橋になれる養護教諭」

    現代の日本社会は、物質的には豊かになったものの様々な問題を抱えている。人間関係が希薄化する傾向、家庭や地域社会における教育力の低下、学校が子供たちの多様な実態に十分対応できていないという問題などである。これらを受けて、学校教育の現場でも、いじめ、無気力、不登校、非行など心に関わる問題が多発している。

    保健室を訪ねてくる児童生徒で、腹痛や頭痛を理由にしていても、本当の要因は「心の問題」にある子どもは多い。2007年の文科省の調査では、中学校の場合、本当の要因が「心の問題」だった生徒は46・9%で、「身体の問題」の28・8%を大きく上回っていた。このような中で、直接児童生徒の生活と健康を守る立場にある養護教諭の活動が大きく期待されるようになってきている。平成9年の保健審議会の答申のなかでも「近年心の健康問題等の深刻化に伴い、学校におけるカウンセリング等の機能の充実が求められるようになってきている。この中で、養護教諭は、児童生徒の身体的不調の背景に、いじめなどの心の健康問題がかかわっている...

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