国語科教育法Ⅱ【日本大学通信教育・国文学・合格レポート・2012】

閲覧数1,798
ダウンロード数5
履歴確認

    • ページ数 : 6ページ
    • 会員2,200円 | 非会員2,640円

    資料紹介

    課題内容
    国語教育における各時代が要請する内容について、「読む」・「書く」分野のそれぞれから、その変遷と今後の展望について述べなさい。

    なお、当方、2013年採用の教員採用試験に合格しました。お買い上げいただいた方でご希望であれば、簡単にではありますが、採用試験におけるアドバイスもさせていただきます。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    現在の教育現場においては、教材を「読んで、説明して、わからせて、暗記させる」という教師主導型の授業」から、学習者の言語活動を重視した学習者主導型の授業へと、イノベーションつまり大きく転換する必要があるという。その必要性が表出されているのは、現代社会がポストモダン社会へと変容したためといえよう。ポストモダンとは、一九八〇年代以降のことで、リオタールの言葉を借りれば「大きな物語の終焉」、具体的には近代的経済構造を支えていた組織や仕組みが崩壊したことや社会生活を統括していた国家が後退したことによって、脱産業化、企業の合理化、そして規制緩和といった現象が発生した時代のことである。つまり、人々の生活が良く言えば自由に、悪く言えば自己責任になったのである。このポストモダン社会の到来によって、子どもたちにおいては「学びからの逃走」という事態が発生するようになった。その理由はさまざまであるが代表的なものとして二つある。一つは、学校の授業を学ぶ意味を見出せなくなっていることである。ポストモダン以前は、学校の勉強をがんばり、良い進学先に進めば、将来良い会社に就くことができ、安定した人生を送れるというストレ...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。