佛教大学 教育原論 第1設題&第2設題

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    資料紹介

    設題1→ペスタロッチーの教育学(直観の原理など)について考察せよ
    設題2→ジョン・ロックにおける子どもの教育論、特に習慣形成や賞罰法を…

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    「第1設題」
    『 ペスタロッチーの教育学(直観の原理など)について考察せよ。』
     ペスタロッチーは、1746年スイスのチューリッヒで生まれた。ペスタロッチーが5歳の時に父親が死に、その後貧しかったが、母親の全身全霊の愛をもって育てられた。祖父が貧しい人のために働いているのを見て、その後の半生を貧民の子どもたちの教育を第一に考え、貧民学校を設立し、教育活動を開始した。
    ペスタロッチーは、子どもは生まれながらには未だ動物的であるに過ぎず、この動物的衝動を根絶することが教育であるといった古い教育観に反対し、子どもには将来発展する素質が備わっており、この素質が子どもの内から発展するように助長するのが教育であると考えた。ペスタロッチーの考えでは、教育者は子どもの内的本性が自ら実現していくのを援助しなければならないとしているが、逆に子どもの内面的本性に備わっていないものを外部から注入することは教育にふさわしくないとも考えた。
    ペスタロッチーの教育の原理には、有機的・発生的教育方法、直観の原理というものがある。
    ロックのタブラ・ラサ説(子どもは、生まれたときはまだ何の観念ももっていない白紙状態、つま...

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