国際生活機能分類(ICF)について具体例(脳卒中、統合失調症、発達障害)などを用いて説明しなさい。(A判定・1957文字)

閲覧数10,175
ダウンロード数10
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

     国際生活機能分類(ICF)について具体例(脳卒中、統合失調症、発達障害)などを用いて説明しなさい。
     国際生活機能分類(ICF)は、「健康状態と健康関連状況」の研究のための科学的基盤の提供、「健康状態と健康関連状況」を表現するための共通言語の確立、国・専門分野・サービス・時期を超えたデータの比較、体系的な分類リストの提供などを目的として作られた。また、ICIDHの不十分だと指摘された箇所を補完するかたちで作られた概念である。ICFは、中立的肯定的な表現を使用し、健康状態、心身機能・身体構造、活動、参加、環境因子、個人因子という名称の構成要素からなる。ICFは、社会環境要因をより重視し、心身機能・身体構造、活動、参加という3つの次元とそれらが相互作用するモデルである。
     ICIDHは、「機能障害」を最初に定義した「病気やけがの諸帰結」を整理する障害者モデルであったが、ICFでは、最初に、心身機能、身体構造を定義しており、そこで生じるマイナス的な状況である機能の障害とを明確に切り離して定義している点が特徴である。その視点から、ICFでは「障害者」と表現せずに、「障害のある人」と呼び、人に...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。