【日大通信】0942 特別活動の研究 分冊1

閲覧数2,168
ダウンロード数11
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    課題「次の中から1問を選択し、番号に必ず○印を付けて答えなさい。
     一 課外活動の教育課程化の条件を示し、それに従って戦後の特別活動の歩みを略述せよ。 
     二 中学校における現行の『特別活動の目標』に言及しつつ、それに沿って『学級活動』の特質、内容、内容の取り扱い上の留意点を論述せよ。 
    (一六〇〇字以下は不可)」
    合格リポートです。旧教材使用で二を選択。参考にどうぞ。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

     前世紀末の中央教育審議会「21世紀を展望した我が国の教育のあり方について」答申において、子ども達を取り巻く環境について「かつてないほど厳しい」との認識が示された。すなわち、過度の受験競争・いじめや不登校・人間関係づくりの能力の低下といった現状であるが、こうした認識から1998年、10年ぶりの学習指導要領の改正が行われた。この中で、新世紀の学校教育では子ども達の「生きる力」をいかにして育成するかという、基本的な方向が定められた。以下の論述は、新学習指導要領で改訂された「特別活動」の内容を前提とするものである。
     まず初めに「特別活動の目標」について述べる。新学習指導要領第4章に掲げられた特別活動の目標は「望ましい集団活動を通して、心身の調和のとれた発達と個性の伸長を図り、集団や社会の一員としてよりよい生活を築こうとする自主的、実践的な態度を育てるとともに、人間としての生き方についての自覚を深め、自己を生かす能力を養う」ことである。この目標において、自らの特質及び活動上の方法原理とされるものが「望ましい集団活動」である。この集団を基にした「なすことによって学ぶ」活動過程により「自主的、実...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。