近大姫路大学通信教育学部の合格レポートです。
学習の参考資料として活用お願いします。
設題2.テキスト第3章に掲載されている学習指導案(「大造じいさんとガン」)の「2.授業づくりについて」の部分の「児童観」「教材観」「指導観」は、つながりをもって記述されるのが好ましい。示されている例ではどのようなつながりで記述されているか述べなさい。
1.児童観・教材観・指導観が持つ機能
①「児童観」
児童観は、児童に身に付けさせたい国語の力(単元全体の目標)を明確にするため、それに比較した現在の児童の言語生活の実態(学習・生活経験、関心・技能・知識など)を考察し、どのような学習指導を計画するのか考える機能がある。
ここでいう、国語の力とは、「話すこと・聞くこと」「書くこと」「読むこと」の力や、「文学領域」「説明的文章領域」「音声言語領域」それぞれで身に付けさせたい力のことで、その「単元全体の目標」にあたる。
単元教材のテーマにそった、日頃の興味関心の傾向などの児童の言語生活の実態や、これまでの学習でどんな教材で、どんな国語の力を身につけてきたか、身につけつつあるかを説明することがポイントになる。
②「教材観」
教材観は、学習する教材の概要を、これまでの学習内容との関連...