肝生検
■肝生検とは
・肝疾患の病理診断のために、肝臓に針を刺して肝組織切片を採取する検査
・各種の画像診断や生化学的診断とあわせて行われる
・近年、腹腔鏡下や超音波誘導下で安全に行われるようになったが、危険性がつねに伴
なう侵襲性の高い検査
■目的
・肝臓の一部を採取し、肝炎、肝硬変、肝腫瘍等の鑑別診断を行う
■適応
①肝疾患の診断・重症度・治療効果の判定
②黄疸の鑑別診断
③肝機能検査成績の異常、異常な肝触知所見の解明
■禁忌
①非協力的な患者
②出血傾向のある患者(プロトロンビン時間60%以下)
③皮膚・胸膜・腹膜の感染を伴うとき
④肝腫瘍や血管病変のある患者
⑤中ないし高度の復水貯留患者
⑥肝外胆管に著しい閉塞のある患者
■方法
①腹腔鏡直視下肝生検法
・腹腔鏡下で行うもので最も多く行われる
・盲目的肝生検と比べて直視下で止血が確認できる利点がある
②盲目的肝生検
・生検針を右中腋窩線上第7~第8肋間腔より盲目的に肝内に刺入し組織を採取する
肝生検
■肝生検とは
・肝疾患の病理診断のために、肝臓に針を刺して肝組織切片を採取する検査
・各種の画像診断や生化学的診断とあわせて行われる
・近年、腹腔鏡下や超音波誘導下で安全に行われるようになったが、危険性がつねに伴
なう侵襲性の高い検査
■目的
・肝臓の一部を採取し、肝炎、肝硬変、肝腫瘍等の鑑別診断を行う
■適応
①肝疾患の診断・重症度・治療効果の判定
②黄疸の鑑別診断
③肝機能検査成績の異常、異常な肝触知所見の解明
■禁忌
①非協力的な患者
②出血傾向のある患者(プロトロンビン時間60%以下)
③皮膚・胸膜・腹膜の感染を伴うとき
④肝...