過去を忘れる
未来をイメージするためには過去を忘れなければならない
なぜ過去を忘れなければならないのか
産業構造の複雑・不明瞭化
多様性を守る
会社の枠組みを壊す
現状に不安を感じる
未来をイメージする
子供のような好奇心を持つ
常識的発想を超える
顧客主義以上になる
ニーズに敏感になる
全社員が現状に不安を感じることにより、過去を忘れることができる
将来提供すべき付加価値とはなにか
そのために必要な企業力は何か
コア・コンピタンスを無視する危険性
コア・コンピタンスを無視することは危険である
成長のチャンスの芽が詰まれる
既存の市場の隙間にあるビジネスチャンス
人材が生かされない
チャンスをつかめる人間を適所に配置できない
会社の事業単位の分割に伴って企業力が細分化される
複数の事業部にわたる取り組みが難しくなる
コア商品を外部の供給に頼る会社になってしまう
他社に命運をかける会社になってしまう
新しいコア・コンピタンスに対する適切な投資ができない
コア・コンピタンスへの投資が、明日の製品を収穫する種まき
他の市場で企業力を培ってきた新規参入者に脅かされる
価値あるスキルを捨ててしまう可能性がある
コア・コンピタンスが他者の手に渡ってしまう
コア・コンピタンス経営
~未来への競争戦略~
著者略歴
Gary Hamel
C.K Prahalad
シリコンバレーに本拠をおくコンサルティング会社「Strategos」代表。
ロンドン・ビジネススクール客員教授。
ハーバード・ビジネススクール客員研究員。
「いま世界でいちばん勢いのある戦略論の教祖」(エコノミスト誌)
「戦略論で最も影響力のある論客」(ピーター・センゲ、経営学者)
ミシガン大学ビジネススクールのハーベイ・C・フルハーフ記念講座教授。
企業戦略論の第一人者として世界に名を馳せ、常に「次世代の」事業慣行を求めて研究を重ねている
目次
未来を有利に展開する競争
コア・コンピタンスとは
コア・コンピタンスを展望
コア・コンピタンス獲得計画
コア・コンピタンスを構築
コア・コンピタンスを配備する
コア・コンピタンスを保守する
自社の影響力を大きくする
シェア獲得のための競争
探検的マーケティング
国際的に先行する
素早く展開をする
顧客の関心を引く
未来をイメージする競争
過去を忘れる
戦略設計図を描く
ストレッチ戦略
レバレッジ戦略
未来のために
未来を
イメー...