08806 生活科指導法 第2分冊

閲覧数2,269
ダウンロード数6
履歴確認

    • ページ数 : 4ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    生活科の学習指導の留意事項4点について

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    (1)科学的見方の基礎
     理論
    「科学的見方」とは、自然物や自然現象を解き
    明かす方法や手続き及び学習の結果獲得した知識
    や概念(自然現象)等を指している。
    「科学的な見方の基礎」とは、生活の中の自然体
    験であり、それぞれ①動植物の体験②砂・泥・石
    の体験③水の体験④火の体験⑤空・天体の体験⑥
    半自然物の体験である。
    また、「科学的な見方の基礎」を育てる要素と
    は、自然体験を通して、心の面では、「豊かな心
    情」や「生命観」、「知的好奇心」や「自然認
    識」、「科学的思考力」や「表現力」を育てるこ
    とにより、「科学的な見方の基礎」を育てること
    ができる。体験と理性の面では、「自然認識の芽
    生え」及び「科学的思考力と表現力の芽生え」が
    重要である。


    具体例
    第1学年の生活科において、子どもたちが育て
    たあさがおの花を使った色水遊びを例に挙げる。
    まず、色水を使って作った作品を紹介すること
    により、児童が「早く遊びたい」という気持ちを
    持たせる。
    つぎに、教師は、子どもたちが色の変化の様子
    に気付き、種類などを工夫・改良しながら、主体
    的に色水を作る作業を行うことができるよう発問
    を工...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。