英語史 分冊2 合格レポート

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    資料紹介

    【課題】「1 強変化動詞・弱変化動詞について述べよ。
    そしてさらに、現代の不規則変化とどのような対応関係があるか、教材を参考に考えてみよ」、
    「2 非人称動詞について述べよ」。

    参考文献)「A History of the English Language」(通信教育部教材)、
    G.L.Brook著、石島幸太郎、中島邦男注釈、南雲堂、1973年3月15日

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    1. 強変化動詞は、語幹母音の変化によって活用する動詞のことであり、⑴不定詞、⑵過去単数(1、3人称)、⑶過去複数、⑷過去分詞の4つの基本形がある。さらに、語幹母音の系列により7種に分けられる。以下基本形について述べる。

    ⑴不定詞:不定詞の語幹は、直説法・仮定法現在、命令法、現在分詞にも用いられる。

    ⑵過去単数:直説法過去1・3人称単数形の語幹である。

    ⑶過去複数:(直説法)過去複数の語幹は、(直説法)過去2人称単数、仮定法過去にも用いられる。

    ⑷過去分詞:過去分詞の接尾辞の-enは、現代英語では一部の動詞及び形容詞に残っている。

     中英語になると、類推が進み、過去単数と過去複数の区別がなくなり、3基本形になっていく。唯一の例外は、be動詞の過去形のwasとwereである。北部方言では、過去単数は類推により過去複数へも拡大し、南西部方言では過去複数(又は過去分詞)で統一された。

     現代英語では、過去単数と過去複数は統一されたが、不規則動詞の活用にその名残りが見られる。例えば、drank,sank,sang,began,swamは過去単数に由来し、sung,swum,boun...

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