本論文では,
OTDR法の原理を説明するとともに、その仕組みを応用したいくつかのセンサについて述べる。
4.
OTDR
Summary
OTDR
Keywords:
, OTDR,
1
2
2
1
OTDR
1
(
4
λ0 = 1µm
0.75dB/ km
)
(
)
t
I (t) =
I 0 exp[−2α0 + αa (l)t]
(1)
2l
v
(2)
t
=
で与えられる.ここで,L はファイバ入射端から散乱点ま
での距離,v はファイバ内の光の郡速度である.式 (1) に
νR )]4 exp(hνR /kT )(h はプランク定数,k はボルツマン定
数) である.
おいて,α0 は,ファイバの場所によらない均一な伝送損
3) ブリュアン散乱応用
失 αa は,場所によって変化する不均一な伝送損失である.
式 (1) より,もし,ファイバの任意点で不均一な伝送損失
αa が発生すれば図 1 に示すように,I(t) 曲線上に不連
続点が現れるので,その曲線から αa の大きさとその発生
点を決定できる.この手法は光ファイバ時間分解反射計測
ファイバーの後方ブリュアンシフトはファイバーの音速
V と νB = 2n...