1.選択科目について
選択科目は情報通信工学を選択しました。必須科目は情報理論と選択科目は計算機工学で受験しました。私の専攻は通信工学ですが、計算機工学を選択しました。弁理士試験の通信工学や情報工学は余りに範囲が広いからです。情報工学や通信工学の分野は対策しづらい新しい技術を聞かれる可能性もあるので、特に対策しなくても6割取れる自信がある人以外は計算機工学で受けた方がいいと思います。以下、情報理論と計算機工学で勉強したことについて述べます。
情報理論について
情報理論は、私の大学だと2年のときに半期90分の授業12回程度で終わらせる科目です。数式によほど苦手意識があるとかでなければ、情報系以外の人でも容易に参入できる科目だと思います。
<使用した参考書>
情報理論は対策がしやすい科目でした。情報理論は範囲も狭く、高得点を狙えるので情報理論で得点を稼ぐ戦略がお勧めです。今年はやや傾向が違いましたが、情報理論の出題内容は①計算問題と②用語説明問題の二つが出ています。①は極めて基本的な問題ですが、②は結構マニアックな出題内容が聞かれています。この二つに対応するために、私が使ったのは以下の2冊...