日本人はどのように英語を学ぶべきか
テーマ: 日本人はどのように英語を学ぶべきか
今回、私がこのテーマをレポートに取り上げたのは、10月31日の言語学の授業での講義内容で紹介された「日本語が滅びるとき」水村美苗著作の第七章「英語教育と日本語教育」を読んで感心を持ち、そしてその中で以前から私のもっている「日本人が英語に対してどう向き合っていくべきか」というビジョンに似ている部分を見出すことが出来た為である。グローバル化が叫ばれ、ものづくりで経済大国となった日本は景気低迷の中、今までよりも更に他国との連携を深めねばならないこともあり、そのコミュニケーション手段の最たるものとして「英語」の需要が高まっている。社内公用語を英語にすると公表したファーストリテイリングや楽天などといった企業まで最近になってでてきているくらいなので、日本国内での英語需要の増大は手にとるように分かる。だが、その需要を満たす程の英語スキルを有した人材が日本国内では全くといって良いほど足りていないのも事実である。日本人の英語力向上という考え方は実際に10年近く前から教育の場を借りて導入されてきたが、現に今、ある程度の英語能力を有する人材の欠如によってこの需...