佛教大学通信学部 教育心理学 A判定 第一設題、第二設題セット

閲覧数1,925
ダウンロード数14
履歴確認

    • ページ数 : 11ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    第一設題「象徴機能の発生について説明せよ(説明には子供の行動についての具体的研究例も提示する)。また、教育との関連で大切な点を説明しなさい。」
    第二設題「適応・不適応の心理的機制、またそれから引き起こされる特徴的行動について説明せよ。」
    評価には「12の適応機制と3つの不適応のまとめ方がよい。参考文献がよい。」と書かれており、A判定でした。教科書は象徴機能についてあまり触れられておらず、他の文献にもあまり載っていません。この文献はとても参考になりました。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    『象徴機能の発生について説明せよ(説明には子どもの行動について

    の具体的研究例も提示する)。また、教育との関連で大切な点を説明

    しなさい。』
     心理学における発達とは、一般に受精から死に至るまでの人の心身、及びその社会的な諸関係の量的及び質的変化・変容のことである。量的に見れば、発達は量的増大であり、質的に見れば分化と統合による絶えざる構造化、再体制化の過程である。また、発達は個体と環境との相互作用のうちに進行する。母親の働きかけを中心とする環境の関わりを通して、外界への適応を果たしていく。このように、人間が外界にある対象を知覚した上で、それが何であるかを判断したり解釈したりする過程を認知と呼ぶ。一般的な認知発達段階としてまとめた説がピアジェによって提出されている。まず、このピアジェの提唱した認知発達段階について理解を深めた上で、象徴機能の発生について述べていく。

    ピアジェは認知発達を感覚運動期(0~2歳)、前操作期(2~7歳)、具体的操作期(7~12歳)、形式的操作期(12~16歳)の4つの時期に区分している。時期の名称に操作という語が含まれているように、彼は論理操作、つまり論...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。