1、小学校家庭科における個別指導の意義について説明しなさい。また個を生かす指導例を1つ挙げ、具体的に説明しなさい。
2、「環境に配慮した生活の工夫について」他の領域と連携を図ることによって、より効果的な指導ができるような指導例を考え具体的に述べなさい。
1.家庭科を指導していくにあたり、個別指導を行うことは重要である。それは、児童の生活環境の違いということから、家庭科のように技能修得の授業に関して、個人差が大きく、学習への意欲にも差が出てしまうためである。そのため、日頃からそれぞれの児童の生活状況をよく把握しておくことが必要であり、個人の持つ能力を発揮できるような個別指導の在り方が検討されるべきである。
そこで、個を生かす指導の一例として、CAIにおける記憶機能を利用することが挙げられる。これは、一人ひとりの学習者がコンピューターで提示されるプログラム化された教材に応答しながら個人のペースで学習を進めていくものであり、栄養学習や献立表作成等の学習などで用いられている。ここでは、「楽しい食事を工夫しよう」の単元指導例をあげる。
○「楽しい食事を工夫しよう」の単元学習指導例
ここで...