水は身近にあるが、東京都水道歴史館の見学を参考に、江戸時代から現代に至るまでの水道の歴史について考えてみる。
水道施設や水質等、現代のものに関しては昨年調べたので、ある程度知識があったが、歴史という観点で水道を見たのは始めてだった。よって歴史的な面で新たに得た知識は多かった。
まず、水道の起源が江戸時代であったこと、また、明治時代に近代水道を導入し、新たな水道の歴史が刻まれたことは、今回始めて知った。その上、水道管といえば固く冷たいイメージしかないが、最初は木でできていたというのは意外だった。新たに知ったことは細かく言えばきりがないが、例えば近代水道に変えた理由や、前近代水道と近代水道との違いなどは、この見学で始めて知り、考えさせられた。また見学を通して、水道は社会的な歴史背景とともに改良されていったということが、よく分かった。水道の発展経過を表す地図や実際の水道管を見ることで、視覚的にも捕らえることができたと思う。
また、現代の水質管理システムについても、雨が降ってから家庭に給水されるまで詳しく知ることができた。
水道の歴史探訪(東京都水道歴史館)
水は身近にあるが、東京都水道歴史館の見学を参考に、江戸時代から現代に至るまでの水道の歴史について考えてみる。
1.考察
〈新たに得た知識〉
水道施設や水質等、現代のものに関しては昨年調べたので、ある程度知識があったが、歴史という観点で水道を見たのは始めてだった。よって歴史的な面で新たに得た知識は多かった。
まず、水道の起源が江戸時代であったこと、また、明治時代に近代水道を導入し、新たな水道の歴史が刻まれたことは、今回始めて知った。その上、水道管といえば固く冷たいイメージしかないが、最初は木でできていたというのは意外だった。新たに知ったことは細かく言えばきりがないが、例えば近代水道に変えた理由や、前近代水道と近代水道との違いなどは、この見学で始めて知り、考えさせられた。また見学を通して、水道は社会的な歴史背景とともに改良されていったということが、よく分かった。水道の発展経過を表す地図や実際の水道管を見ることで、視覚的にも捕らえることができたと思う。
また、現代の水質管理システムに...