生活科教育法の科目最終試験の問題です。1番が出題されて、90点でした。ポイントとなるところを色分けしています。テスト勉強の参考にしてください。
参考文献:小学校新学習指導要領ポイントと授業づくり:生活(平成20年版)東洋館出版社 鹿毛雅治 清水一豊 編著
生活科の『教科目標の5つの趣旨』について、テキストに示された5つのポイントを正確に箇条書きで示し、それぞれについて詳細に述べなさい。
教科目標→具体的な活動や体験を通して、自分と身近な人々、社会及び自然とのかかわりに関心を持ち、自分自身や自分の生活について考えさせるとともに、その過程において生活上必要な習慣や技能を身に付けさせ、自立への基礎を養う。
1、具体的な活動や体験を通すこと。
生活科は具体的な活動や体験を通して学ぶことを重視している。そして身近な環境に直接的にかかわる体験や活動することを何よりも重視している。具体的な体験や活動を通すということは、生活科が低学年児童の発達段階を踏まえた教科であるため重要視されている。
2、自分と身近な人々、社会及び自然とのかかわりに関心をもつこと。
自分を中心として、身近な人々や社会に働きかけたり、働き返されたりと双方向的に活動が展開されていくなかで関心や気付きが深まる。
3、自分自身や自分の生活について考えること。
生活科は自分自身への気付きを重視する。自分のよさや可能性に気付き、心身ともに健康な自己を形成することが自立への基礎を養うことにつな...