合格レポート。
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はじめに
第2学年から、算数科の内容に加法、減法の筆算の仕方について理解するように挙げられるようになる。そこで、加法や減法の筆算形式について考察し、加法や減法の筆算形式のよさを具体例を示しながら、<課題1>に分かりやすく説明をする。また、<課題1>で述べた筆算形式のよさを、児童が実感できるようにするには、どのように指導するとよいか具体的に<課題2>に述べようと思う。
<課題1>
筆算形式の指導では、大きい数でも形式的に求められるようにすることがねらいである。そのため、どんなに大きな数についても、十進位取り記数法や結合法則、交換法則などを用いることによって、1桁同士の基本計算に基づいて容易に和や差を求めることができるようにしなければならない。
筆算形式の原理は、加法と現法に共通しており、①十進位取り記数法を生かす。②同じ位同士での計算。③繰り上がり、繰り下がり。④形式不要の原理の4つが挙げられる。前述の4つを説明すると、①は、同じ位で計算をするため、上下で位をそろえて数字を書くということ。②は、同じ位の数を足したり、引いたりするのだが、どこの位から計算を始めても最終結果は同じとな...