心理実験「心的回転」(メンタルローテーション)合格レポート

閲覧数25,324
ダウンロード数139
履歴確認

    • ページ数 : 7ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    大学の心理実験の授業で行った実験「心的回転」のレポートです。
    心理学科の学生さん、心理学に関心がある方にオススメ☆
    合格をいただきました。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    1
    第1章 序 論
    を見渡せば、店舗の看板などをあえて傾け、注目を引くようなものがあ
    る。傾いているから読めないかと言えばそうではなく、傾いている文字でも問
    題なく読むことができる。つまり、文字などが回転していても文字としてしっ
    かり認識されている。
    このような 状況を実験的に測定するために、心的回転(Mental Rotation) の課
    題が使われる。これは、Shepard & Metzler(1971) によって報告された。その
    もっとも典型的なものは、物体を表す 2 つの視覚刺激を別々の角度で提示し、
    それが同じか、鏡に映ったかのように見える鏡映像となっているかを判断する
    ものである(石橋, 2005) 。刺激として提示されるものは様々なものが使われて
    いる。ひらがなと数字が使用されたり(塩見・中島,1989) 、漢字が用いられたり
    している(北濱,1995) 。また、石橋(2005) は、手のひらをつかって実験を行って
    いる。心的回転については過去にも様々な実験が行われてきた。これらのよう
    に心的回転の実験を行った際、通常の文字や数字である(正立像...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。