算数教育における学習指導要領変遷の概略について述べよ

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    東京福祉大学「算数」のレポートの参考に。

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     「算数教育における学習指導要領変遷の概略について述べよ。」
     算数教育に限ったことではないが、一般的に「教育の目標」として①実用的目標、②文化的目標、③陶冶的目標の3つがある。①の実用的目標とは、日常生活や社会生活において、学校で学習した内容がどれだけ有用性をもつかということである。算数では買い物の場面で必要な計算や日常生活に欠かせない時計の読み方などを学ぶことがそれにあたる。②の文化的目標とは、算数も芸術などと同様に、人間が創り上げた優れた文化の一つであるとの考え方からきている。子どもたちはそのような算数を享受する権利をもっており、それを保障することが文化的目標なのである。③の陶冶的目標とは、算数の学習を通して、何らかの精神的・知的能力の育成を期待することがそれにあたる。算数の難しさに躓いた子どもは「なぜ算数を学ばなければならないのか」という疑問を口にすることも珍しくない。そんな時、この3つの目標を子どもに示して再び学ぶ意欲をもたせたいものである。
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