集団行動の社会心理について論ぜよ

閲覧数3,259
ダウンロード数3
履歴確認

    • ページ数 : 9ページ
    • 会員880円 | 非会員1,056円

    資料紹介

    東京福祉大学「社会心理学」のレポートの参考に。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

     「集団行動の社会心理について論ぜよ。」
     人は結婚をしたいと望んだり、女の子同士でグループを作りたいと思ったりと、誰かと結びついていたいと思うものである。人間は、ひとりだと寂しく孤独感をもってしまう群居性動物であり、集団をつくって集団に所属したいという本能的欲求があるのである。ここで本能的という言葉を使用しているのは、人類は部族生活を通じて生き延びてきたという先史があることによる。人はひとりでは生きていくことができず、また、ひとりでは子孫を残していくこともできなかったのである。
     このような本能的欲求とは別に、人が集団をつくったり、集団に入ったりすることで得られる5つの魅力があることも、集団をつくりたがる背景にある。その5つの魅力とはすなわち、①集団の活動それ自体の魅力、②集団の目標に対する魅力、③集団のもっている社会的価値への魅力、④集団が自分の目的の達成手段となる魅力、⑤集団内の人間関係の魅力、の5つである。
     同じ課題を遂行するにあたって、個人で行う場合と集団で行う場合とでは、集団で行った方が大きな成果をあげられる場合がある。例えば、皆で意見を出し合った方が、多くの意見が出され...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。