第一課題 第二設題
「アナフィラキシー対応と養護教諭の役割について」
我が国における児童生徒のアナフィラキシー有病者数は18,323 人で、有病率は小学生0.15%、中学生0.15%、高校生0.11%と主なアレルギー疾患の中では、まれな疾患である。しかし発症した場合には、生命に関わる重篤な疾患である為、事前に学校教職員の共通理解を図っておく必要がある。
●児童生徒の実態把握
まずは、健康診断や保護者からの申し出等から、アナフィラキシーの原因(食品、薬、ハチ刺され等)を含む児童生徒の実態把握に努めている。アレルギー疾患対応の学校生活管理指導表等を配布し、病型や現在の治療内容、学校生活におけ...