精神保健福祉援助技術各論②

閲覧数1,755
ダウンロード数17
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    精神保健福祉援助技術各論②

    精神保健福祉士として援助をするにあたり、パターナリズム・逆転移・共依存などの状況に気づき、関係を修正するための方法について述べなさい。
    パターナリズム・逆転移・共依存の順に関係を修正するための方法を述べたい。

    1.パターナリズム 

    パターナリズムとは、判断能力・自己決定能力の有無に関係なく介入・干渉が行われることである。精神保健福祉において自己決定という考え方は重要な価値概念のひとつであるが、それに対してパターナリズムは、自己決定に相反するものである。それは障害のある人を、ない人たちに比べて能力の低い人、守ってあげなければならない人という見方が前提に隠れているため、パターナリズム現象が起きてしまう。

    しかし、パターナリズムを一切やめて、全て本人の責任ですると言うことではなく、またパターナリズムが時として望ましい場合もあるため、本人がどれくらいの判断能力を持っていて、どれくらいのことを自分で決められるのか、どういうことを相談やアドバイスしてあげれば、自分なりに決めることができるのかということを患者の周囲が見極めることが重要である。

    患者の周囲が本人と...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。